SSブログ
- | 次の10件

ロケフリ TVボックス「LF-BOX1」を試す(1) [LF-BOX1]

ロケフリ液晶モニターのレポートをお届けしている途中ですが、他のモニター機器のレポートも同時進行で進めることにしました。スゴ録の返却期限を考えると、他のモニター機器での外部機器連携も追っかけで検証しないと時間が無くなるということに今頃気がつきました。ゲームなどしている場合ではないぞ、自分。ということで、変則的になりますが、今回はTVボックス「LF-BOX1icon」のレポートをお届けします。

TVボックスとは

ベースステーションを接続しているリビングなどのテレビ・ビデオ環境を、家の中では、他の部屋にあるテレビで楽しんだり、外出先などでは、インターネット経由で自宅のベースステーションに接続し、自宅と同じテレビ・ビデオ環境を楽しめるというものです。

箱の中身と本体デザイン

lfblog_061203_2.jpg

TVボックスの中身は、本体、本体用スタンド、リモコン、映像(コンポジット)・音声コード、ACパワーアダプター(12V)と電源ケーブル、説明書類とシンプル。ちなみに、12VのアダプターはPK1やベースステーションのそれと同じものでした。

lfblog_061203_3.jpg

本体デザインはベースステーション「LF-PK20icon」と同様、ピアノブラック仕上げとマットブラックの二つの箱がシフトしたようなデザインですが、PK20が縦へシフトしているのに対し、BOX1は横にシフトしているのが違いですね。PK20よりは本体が薄いので取り間違えるようなことはないでしょう。というか、製品コンセプト上、ベースステーションとTVボックスが同じ部屋のそれもすぐ近くに設置されるようなケースは少ないですよね。

側面にある端子は、上からリセットボタン、有線LAN端子、PAL/NTSC切換スイッチ、ビデオ出力(S端子付き)、DC IN端子の順。正面には、上からワイヤレスLANランプ、有線LANランプ、電源ランプのLEDとリモコン受光部。なお、本体の置き方を縦横に変えても使えるようにリモコン受光部が左側面にも設けられています。

使ってみよう

準備の手順も実に簡単。我が家は、リビング以外では寝室にブラウン管テレビがありますので、そちらに接続してみることにします。寝室のテレビは初代PS2も設置しているので集合写真を撮ってみました。やっぱり似てますね…。で、本体にスタンド、ACアダプターをつけ、映像・音声ケーブルをテレビの外部入力端子に接続。コンセントに電源ケーブルを繋ぐと、自動的にTVボックスの電源が入りました(初回のみらしいです)。電源がもし入っていない場合はリモコンの電源ボタンを押し、本体の電源を入れます。

lfblog_061203_4.jpg

テレビには設定画面が映し出されていますが、設定を始める前に、隣のリビングにある接続するベースステーション(PK20)をSETUP MODEにします。その後、寝室に戻り、リモコンで設定を始めます。設定開始ボタンを押すと、TVボックスが自動的に登録できるベースステーションを検索、表示してくれますので登録ボタンを押します。登録が完了すると画面右上にベースステーションで受信しているアナログ放送が表示されます。その後は、液晶モニター「LF-12MT1icon」と同様に、(アナログ)テレビのチャンネル設定、外部機器(ビデオ入力1・2)設定へと進んで完了。完了後はNHK総合のテレビ画面が表示されます。もちろん、チャンネル設定や外部機器設定はあとからでも可能です。

lfblog_061203_5.jpg
(見にくいかもしれませんが、設定のステップはこのような画面の連続になります。あくまで参考と言うことで。それと、寝室を掃除中だったのでテレビに変なものが映ってますが気にしないでください…)

ここで、液晶モニターで設定したチャンネルや外部機器設定はどうなるの、という疑問を持った方もいらっしゃると思います。PK1をPC用プレイヤーとPSP用プレイヤーで使い分けていた方はおわかりかと思いますが、ロケフリのモニター機器は、全ての機器でそれぞれ個別にチャンネル・外部機器の設定をする必要があります。それぞれの設定は個別に管理されており、他のモニター機器とは共有されません。またそれ故に干渉もありません。少々面倒に感じるかもしれませんが、家族など複数名で利用する場合など、個別に設定できる方が便利な場合がありますからね…。

話が脱線しましたが、設定から使い始めるまでは本当にあっという間。何度も言いますが、この手軽さが本当に素晴らしい。一度でもロケフリを使ったことがある人なら、数分で使い始められるのではないでしょうか。また、映像の感想ですが、ブラウン管だと普通のテレビ画面と遜色ないです。これがMPEG-2クオリティってことなんですね~。

X1を最初に使った時はそれはもう感動しましたけど、TVボックスはもしかしたらそれ以上の感動かもしれません。一般的に家庭で使われているテレビって場所が固定されているじゃないですか。で、固定されているんだけれども、そこにTVボックスを追加するだけで、リビングのテレビ・ビデオ環境がどの部屋のテレビでも楽しめるようになるわけです。これもロケフリなんですよね…。いや~、素晴らしい。

もちろん、家の間取り、構造、ネットワーク環境によっては、使えない場所もあるかもしれませんが、ネットワーク機器を買い足してでも家中のテレビにTVボックスを取り付けるぞ、ぐらいのモチベーションですよ、自分は。といっても、寝室以外の他の部屋にはテレビはもうないのですが…。

で、さらに感動したのが付属のリモコン。見た目はシンプルなんですけど、こいつには他のモニター機器には無い便利な機能があるんです。が、長くなりそうなのでそれについてはまた次回に。


2006-12-03 16:42  nice!(3)  トラックバック(0) 

ロケフリ液晶モニター「LF-12MT1」を試す(2) [LF-12MT1]

外部機器の映像を楽しむ(その1)

PK20+12MT1の組み合わせはX1とほぼイコール。ビデオなどの外部機器を操作する方法も全く同じ。なので、昨年の体験ブログをご覧いただければ基本的なことはおわかりいただけることと思います。

【参考】
So-net blog:X1、X5スタイル徹底比較:外部機器を繋いでこそのロケフリTV
So-net blog:X1、X5スタイル徹底比較:AVマウスで外部機器をコントロール

ただ、前回と環境が違うのはハイビジョン「スゴ録」があることです。12MT1の液晶は4:3の比率ですが、ハイビジョンは16:9のワイド。ハイビジョン対応機器の映像が4:3のモニターにどう表示されるのかは以前から気になっていたのでした。ということで、ワクワクしながら表示させてみると…こんなになっちゃいました。

lfblog_061202_1.jpg

16:9がそのまま4:3になり、タテに引き延ばされたような画になってしまいました。個人的には16:9の映像の場合は上下に黒みを追加、4:3の映像の場合は左右の黒みをカットしてくれるとうれしかったのですが、ベースステーションにもモニターにもそういう機能は無いようです。

スゴ録側の設定変更で行けるかもしれないと思い、出力映像横立比の項目を「4:3」に固定したら上下に黒みが入った状態でワイド映像を表示できました。ただ、この設定にしてしまうとリビングの液晶ベガでワイド映像が見られなくなってしまいます。なお、スゴ録の場合は「4:3」以外に「16:9」固定と「オリジナル」という設定が選択できます。「オリジナル」は言葉通り、16:9の映像を16:9で、4:3を4:3で出力するので、16:9の映像だとやっぱりタテに引き延ばされてしまうんですよね。

また、東芝RD-X5もスゴ録同様に接続するテレビの画角を設定で変更できるので、DVDなどを楽しむ場合はモードを4:3(ノーマル or スクイーズ)にすれば上下に黒みが入った状態でワイド映像を表示できました。ただ、こちらもこの設定にしてしまうと、液晶ベガの方に影響が出てしまうので正直変更はしたくないんですよね。

ということで、12MT1の購入を検討する場合はリビングのテレビ・ビデオ機器との兼ね合いをよく考えた方が良いと思いました。4:3のアナログ放送録画がメインというなら、これほど便利な組み合わせは無いのですが…。


2006-12-02 15:21  nice!(3)  トラックバック(0) 

ロケフリ液晶モニター「LF-12MT1」を試す(1) [LF-12MT1]

LF-12MT1icon」は、ベースステーション(PK1/PK20)と組み合わせて使う液晶モニターです。X5までのロケフリ(昔はエアボード)はベースステーションとモニターがあらかじめセットになっている商品でしたが、ベースステーションも単体で販売されるようになったことから、新たに別売されることになりました。X1もX5すでに生産が完了し、市場在庫のみの状態ですので、今後はこのスタイルが標準になるのでしょう。

lfblog_061130_1.jpg箱の中身は何だろな

パッケージは至ってシンプルで、本体、タッチペン、ACパワーアダプター(16V)と電源ケーブル、説明書の類のみ。なお、X1には付属していたモニター専用のリモコンが付属しません。実際のところ、X1でもあまり使っていなかったですし、無くても無問題だと思います。

仕様と機能について

スペックをX1付属のモニターと比較すると、デザイン、ボタン配置、スタイラスの形状、学習リモコン受光部の有無の違いを除き、基本的な仕様は共通しているようです。一部、画面上に表示されるアイコンの内容が異なりますがX1を使ったことのある人なら操作にとまどうことはないでしょう。

lfblog_061130_3.jpg発表時は詳細なスペックがわからず、省かれたのかなあと思っていたインターネット(Webブラウザ)、アルバム、メールといったテレビ以外の機能もしっかりと受け継がれていたのも嬉しいです。また、メモリースティックスロットがPROとDuo規格に対応、インターネット(Webブラウザ)でPDFファイルの閲覧も可能になるなど、細かいでですが使い勝手が向上しているところもあります。

価格はオープンですが、ソニスタでの販売価格は99,800円。自分の所有するX1の価格が購入当時で確か14~15万ぐらいだったと記憶していますが、その金額から約10万引いた額がベースステーションの価格と考えると、金額設定も妥当なのかなあという印象です。

とはいえ、SVGA(800×600)画素の液晶テレビに10万円を出せる人はそんなに多くないかもしれません。実際、10万円あれば20インチクラスのハイビジョン対応の液晶テレビが買えますからね…。ただ、画質の善し悪しだけでこの商品を評価してはいけません。ロケフリの利便性と価値を見いだした人なら、きっと10万出しても惜しくないと思うはず…だと思うのですが…(少々自信なし)。

デザインについて

lfblog_061130_2.jpg

LF-12MT1(画像右・上)の本体は、白とシルバーが基調のX1(画像左・下)とはうってかわって、黒とガンメタリックが基調になっています。X1がどこか女性的な雰囲気を漂わせていたのに対し、12MT1はロボットチックというかメカ的というか、どことなく男性的なイメージが漂います。正面から見ると表情も随分と変わりました。X1に付属したカスタムパネルも無くなってしまいましたが、その分、本体の薄さがうまく強調されていると感じました。集積化が進んだのか、本体の厚み自体もかなりスリム化されたようで、100g程ですが軽量化されたようです。ちなみに、個人的には今回のデザインの方が好みです。

使ってみよう

X1やX5では、あらかじめベースステーションとモニターが繋がるようになっているため、テレビアンテナや外部機器を接続する以外、特に準備や設定は必要ありませんでした。反対に、PK1以降のベースステーションは、モニター機器のバリエーションが増えたことから、複数台の機器(8台まで)を登録できるようになりました。そのため、どのモニター機器を使う場合でも、まず最初にベースステーション側に「機器登録」をする必要があります。

前置きはこの辺にして、実際に使ってみましょう。接続するベースステーションはLF-PK20iconで、こちらのレポートでお伝えしたように、アナログTVのアンテナ、外部機器を2つ、AVマウス、有線LANケーブルを接続済みです。12MT1経由からでも細かい設定ができるので、まっさらな状態のベースステーションでも全く問題ありません。

1)ベースステーションのワイヤレスモードをAP(アクセスポイント)にしてから電源を入れる
2)ベースステーションのSETUP MODEボタンを長押しする(ランプがオレンジ色に点滅)
3)ベースステーションの近くでモニターの電源を入れる
4)モニター画面に自動的に表示される「初期設定」の手順に従い設定する

と、こんな感じで登録もすんなり完了。何の苦もなく普通に使えるようになってしまいます。これがロケフリ製品の素晴らしさ。設定に煩わしさがないのがよいです。ちなみに、「初期設定」画面は、はじめてモニターの電源を入れたときのみ自動的に表示されますが、何らかの理由で途中で設定をやめてしまった場合でも「設定一覧」から呼び出せます。外部機器やメールの設定がよくわからない場合はひとまず後回しにしてしまっても特に問題はありません。

lfblog_061130_4.jpg

設定が終わると当たり前のようにテレビ画面が映し出されます。どこにでも持ち歩ける魔法のモニターに命が宿った瞬間です。X1に初めて電源を入れた時の感動が蘇ってきました。他のモニター機器と違い、モニターは見た目もテレビなのでロケフリの醍醐味を一番に実感できますね。

操作感については、全般的にはX1と変わりませんでしたが、X1と比べて外部機器のリモコンが表示されるまでに少々時間がかかるのが気になりました。ただしそれも初回のみで、電源オンの状態ならば2回目からは高速に表示してくれます。ただ、X1はリモコンデータが自分では追加できませんので、学習リモコン機能が追加された12MT1の方が総合力では優ると思います。

#オフィシャルサイトにも初期設定の手順が掲載されているので液晶画面表示などはそちらでご確認ください>LocationFree「ロケーションフリー」簡単準備ガイド(LF-12MT1編)
#また、テレビを見るための基本的な操作方法については昨年の体験ブログで詳しく解説しているので、そちらを参照していただければと思います。


2006-11-30 16:56  nice!(3)  トラックバック(0) 

ここまで増えたロケフリ対応モニター機器 [LF-PK20]

LF-X5までのロケフリはベースステーションと専用液晶モニターがセットになったパッケージで単体で完結する製品した。昨年(2005年)発売されたPK1以降、ベースステーションが単体で発売されるようになり、モニター(クライアント)として使う機器はユーザーが個別に選択できるようになりました。

PK1は当初はWindows PC用にのみ対応していましたが、その後ほどなくしてPSPにも対応。PC用のプレイヤーは1,980円と有償でしたが、PSPのプレイヤーはシステムソフトのアップグレードという形で無償で追加されました。PSPへの対応でロケフリの認知度が飛躍的に高まり、一躍人気商品に。一時は品薄で入手困難になったこともありました。

その後も対応機器は広がり、サードパーティからMacintosh版Windows Mobile版のプレイヤーも発売されました。そして、今年の9月には、PK1の後継となるベースステーション「LF-PK20icon」以外に、モニターとして使える機器として、TVボックス「LF-BOX1icon」と液晶モニター「LF-12MT1icon」が新製品として発表されました。

iconicon iconicon iconicon

これらの新製品が加わったことで、見たい映像コンテンツを、見たい場所で、好みのスタイル(モニター機器)で楽しむためのバリエーションが一挙に広がりました。ちなみに、そのバリエーションを図にするとこんな感じになるでしょうか。

lfblog_061128_1.gif
(ロケフリオフィシャルサイトにあった画像を加工して使わせていただきました。お許しを>ソニーマーケティングさん)

ベースステーション(PK20/PK1)と、PC/Mac、TVボックス、液晶モニター、PSP、Windows Mobileの中から好みのモニター機器を組み合わせてリビングのビデオ機器を楽しめるということになりますね。

我が家の場合は、PK20の入力1にソニースゴ録「RDZ-D900A」を(映像:S端子)、入力2に東芝「RD-X5」を(映像:コンポジット)に接続。この環境をベースに、各種モニター機器で色々と検証していきます。

lfblog_061128_2.jpg

その他、PK20には有線LANケーブルとAVマウスを接続しました。今後はこの状態を基本にしてレポートを進めていきます。

#Broadband Watch、清水理史さんの「イニシャルB」でTVボックスのレビューが掲載されています。興味のある方は是非!(体験レポートで紹介できるまではもう少し時間がかかりそうです…)>家庭用のテレビでロケーションフリーを楽しむソニーのロケーションフリー TVボックス「LF-BOX1」


2006-11-28 16:19  nice!(3)  トラックバック(0) 

ロケフリベースステーション「LF-PK20」の箱の中身と本体デザインについて [LF-PK20]

ロケフリ新製品の体験レポートの第一弾は「LF-PK20icon」。ベースステーションあってのロケフリですからね。ということで、今回はそのパッケージ内容と本体デザインについて確認してみます。

箱の中身はなんだろな

lfblog_061126_4.jpg

パッケージ自体はPK1よりも小振りになりましたが中身はさほど変わりはありません。本体、本体用スタンド、ACパワーアダプターとそれ用の電源コード、アンテナ接続ケーブル、AVマウスと、取説&ガイド類。PK1との違いはPCソフト(ロケーションフリープレイヤー)のデモ版(CD-ROM)が付属しないことでしょうか。PSP、新製品のTVボックスや液晶モニターなど、以前と違って接続できる機器が増えており、もそれぞれの機器からベースステーションの設定が可能なことからそうしたのでしょうね…。ちなみに、ACアダプターは以前のモデルと共通の12V仕様でした。

本体外観(PK1との比較)

lfblog_061126_6.jpg

lfblog_061126_5.jpg

PK1の本体はマットブラック仕上げで四角四面な悪く言えば無個性なデザインでしたが、PK20の本体は艶のあるピアノブラック仕上げとマットブラックの二つの箱をずらして貼り合わせたようなデザインが特徴です。ディーラーコンベンションで説明員の人に聞いた話ですが、このズレがロケフリの特徴であるタイムシフトやプレイスシフトのシフト感を表現しているらしいです。うすちーさいPS2の最新版にも似ていますよね。PS2似のデザインから横置きにも対応するのかと思ったのですが、排気口の関係などからも縦置きで使うのが標準のようです。

端子類の確認

lfblog_061126_7.jpg

それではPK20の端子類を確認してみましょう。上の画像をご覧いただければ一目瞭然ですが、PK20ではPK1には無かった出力端子が一系統追加されたほか、AVマウスの端子が二つに増えています。また、映像出力はコンポジット(お馴染みの黄色いヤツ)以外にS端子も装備されているのが大きな特長でしょう。過去に発売されたX1やX5を含めS出力はロケフリ初なんじゃないでしょうか。ハイビジョン対応機器が増加する昨今の現状にマッチするスペック向上といった感じですね。個人的にはこの出力端子を搭載してくれただけでPK1から乗り換えても良いと思ったぐらいなのですが、その理由はまた後日。

それと、PK1では背面にあった「SETUP MODE」ボタンとリセットボタンが前面に配置されました。これは、接続できる機器の種類が豊富になり、セットアップの頻度が上がることを想定しての配慮なんでしょうね。個人的にはこれも大歓迎。また、PK1と比べてLEDのサイズが小さくなったのも良いです。置く場所にもよるのですが、このLEDが視界にはいると結構目障りだったりするんですよね。PK20のLEDは貼り合わせた2つの箱の間の目地のような引っ込んだ場所にあるので、正面から見たとき以外はLEDが目立たなくなっているんですよね。この控えめ感が何とも言えず好きっす。それと、これもPK1にはなかったものですが、学習リモコン用の受光部が一番下についています。

lfblog_061126_8.jpg

また、PK20は自らが無線LANのアクセスポイントとして機能する他に、無線LAN対応のルーターや他の無線LANアクセスポイントにクライアントとして接続できる機能が追加されました。これはPK1には無い機能ですね。で、その切換スイッチは本体の底面に付いています。クライアント機能については後日深く取り上げたいと思います。

本体についての雑感

機能はさておき、本体のデザインや作りについての雑感を少し。艶のある部分はほこりがつきやすく、指紋なども目立ちやすいと感じました。あとは、スタンドがはずれやすいことですかね。PK1と違い、スタンドを噛ませると微妙に本体が浮いたような感じになります。なので、本体を少し倒してあげるだけではずれます。まあ、これもデザイン的なモノでデザイナーさんの意地なんでしょう。はずれやすいのが便利な場合とそうでない場合がありますが、設置場所が固定されればあまり触る機会もないので気にならないっちゃあ、気にならないのですが…。

とまあ何を言ったところでデザインの好みは人それぞれ。個人的には端子類とボタンの配置は今まででベストだと思いますし、ボタンやLEDの配置をしっかりと考慮したデザインに好感触を持った次第です。ということで、今からロケフリを買うのならデザインの好き嫌い関係なく、仕様的にもPK20のほうが断然お薦めになりますね。


2006-11-26 15:29  nice!(3)  トラックバック(0) 

ロケフリ新製品体験前の一苦労 [ロケフリ全般]

前回担当したロケフリ体験ブログを始めたのは昨年(2005年)の夏。その頃と比べると、我が家のリビング環境も随分と様変わりしました。昨年の今頃は、こちらにもあるようにテレビもビクター製のブラウン管だったし、HDDレコーダーもPSXと東芝のRD-X2の2台体制でした。その後、ブラウン管テレビが壊れたため、念願のハイビジョン対応の液晶ベガ32インチ(型落ちです)を購入。HDDレコーダーも妻が東芝「RD-X5」を購入しましたので、PSX以外の機材はがらりと変わっています。ということで、この一年ほどの間は「PSX」と「RD-X5」を「LF-X1」と「LF-PK1」に繋いでロケフリを楽しんできました。

10月に発売された新製品、ベースステーション「LF-PK20icon」とPC用のプレイヤーソフト「LFA-PC20icon」の組み合わせでは、16:9のハイビジョン放送も楽しめるのが特長ですが、先述のように我が家にはまだハイビジョンレコーダーが無く、新製品の魅力を体感することができません。(厳密には無いわけではないのですが、液晶ベガに直接接続するiLinkのHDDレコーダーなのでロケフリとは繋がらないのです。)

そこで、ソニーマーケティングさんに相談したところ、スゴ録の最新機種「RDZ-D900Aicon」をお借りできることになったというわけです。ということで、最近は出番がめっきり減っていた「PSX」をそのまま「スゴ録」と入れ換えて使うことにしたのですが、実はここからが苦労の連続だったのです。

地上波はマンションに備え付けのCATVで地上デジタル放送のバススルーに対応しているのでPSXに繋いでいたアンテナをそのまま流用。BSアンテナはベガに直接繋いで使っていましたので、それをスゴ録の入力端子へつなぎ替え、スゴ録付属の同軸ケーブルを使い出力端子からベガに繋いでやればそれで終わり、と思っていたのですがここからが大変でした。

地デジ、地アナは全く問題ないのですが、BSデジタルが全く写らない。実は少し前から調子が悪く、放送を受信できないことが多かったのですが、原因が良く変わらず、アンテナの設置場所やもしかしたら季節的な問題かなあと思っていたのです。なので、アンテナの場所を変えてみることにしました。元々北側なので条件は良くないのですが、角度的に良さそうな場所を選び、6メートルほど移設(延長)して試したのですがNG。隙間ケーブルに問題があるのかと思い、ダイレクトに繋いで見るもNG。とにかく何をやってもダメ。アンテナレベルがピクリとも触れてくれません。しかも、外はもう夜で灯りはないは寒いはでイライラもピークに。

格闘すること数時間後、もしかしたらアンテナ自体がいかれたのではないかと思い、コンバータを確認してみることにしたのですが、コンバータ出力端子を塞いでいたビニールテープを外して唖然。アンテナの金属部分が腐食してボロボロになっているではありませんか。これじゃあ、信号が送れませんってば。

原因がわかったので作業を中断。速攻で自転車を飛ばし地元の電気屋で新しいBSアンテナを購入してきました。電気屋で話をしたら、この辺は海が近いですからね~と一言。マンションが海まで数キロだし、一年中風も強い土地ではありますが、それほどまでに影響するとは想像もしていませんでした…。ということで、放射器とコンバータ一体型は危ないと思い、コンバータがリフレクタの裏側にあるTDKのアンテナを購入。1万円の出費。とほほ…。ちなみに、壊れた前のアンテナは一年も使ってません。

帰宅後、夜の寒さと戦いつつ新しいアンテナを取り付け、スゴ録に繋いでみたところ…何の問題もなく受信できちゃいました。しかも、壊れたアンテナを最初に取り付けた場所で…。隙間配線経由でもばっちり。あの苦労は一体何だったのだろうって感じです。

lfblog_061126_2.jpg

新しいロケフリを本格的に体験する前段階でしょうもないトラブルに遭遇してしまいましたが、実はこのトラブルの間にもロケフリは活躍してくれていたのです。アンテナを設置しているバルコニーとリビングは離れた場所にあるため、バルコニーから直接テレビ画面を見ることはできません。なので、PSPのロケフリプレイヤーを使って、アンテナ信号の受信状況をバルコニーで確認するのに使ったのです。

lfblog_061126_3.jpg

ぎりぎり無線LANが届く範囲内だったこともラッキーでした。若干のタイムラグはありますけど、なんども家の外と中を行き来する必要が無いので本当に助かりました。上の画像は今日の日中に撮影しましたが、PSPの液晶はバックライト付きですし、夜の屋外でも視認性が良く便利でした。

ということで、苦労の末に我が家のリビングは以下のような構成になりました。

lfblog_061126_1.jpg

前置きの前置きのようなエントリーになってしまいましたが、これからしばらくの間はこれらの環境をベースに体験レポートをお届けしていきたいと思います。

#なお、無線LANでも5GHz帯(IEEE802.11a)は屋内での使用に限定されているようですので注意が必要ですね。ちなみに、前のアンテナを調整した時は、Bluetoothのヘッドセットを使ったこともあります。ステレオミニプラグ対応の送信機をベガにつけて信号音をバルコニーで確認しながら作業しました。


2006-11-25 16:28  nice!(3)  トラックバック(0) 

ロケフリ新製品の体験レポート始めます [ロケフリ全般]

突然ですが、ロケフリの新製品の画像です。左から、ベースステーション「LF-PK20icon」と、PC用プレイヤーソフト「LFA-PC20icon」をはさんで、TVボックス「LF-BOX1icon」です。TVボックス以外は発売から随分と時間がたっていますが、今のタイミングで手元に届いたのには少々理由があります。

lfblog_01.jpg

実は昨年担当させていただいたロケーションフリー体験ブログ「X1、X5スタイル徹底比較」が意外にも好評だったらしく、ソニーマーケティングさんからのお誘いもあって、新製品版の体験レポート(ブログ)を担当することになったからなんです。で、打ち合わせや貸し出し機材やスケジュール等の調整もあってこんなタイミングになってしまいました。

昨年は、So-net blogをインフラにした複数名のブロガーさんの集合コンテンツでしたが、今回の体験レポートは単独でしかも当サイト(ソニ☆モバ)上で通常と同様の更新スタイルによる公開で良いとのこと。内容についても、前回と同様、常識の範囲内で(公序良俗に反しなければ的なことですね)あれば何を書いてもらって良いと言われており、具体的に何を書いてくださいというリクエストもありません。

ということで、前回よりも気楽にできるかなあと思っていたのですが、自由な分、どうやってレポートしていくか悩んでいるところです。しかも、今回は先述のベースステーションとTVボックスの他に、モニター「LF-12MT1icon」と同機専用の「お風呂ジャケット」に加え、なんとスゴ録の最新モデル「RDZ-D900Aicon」まで貸し出していただいております。ただ、ベースステーションとTVボックス以外は貸出の期限が決まっており、年内には返却しなくてはいけません。何かとあわただしくなる暮れも近く、書く内容が前後したりするかもしれませんが、その際は何とぞお許しを…。(<PS3やWiiでゲームやってる暇などないぞ、自分!と言い聞かせておく)

lfblog_02.jpg

ということで、今までにあまりない長期のレポートになると思いますが、興味のある無いにかかわらず、おつきあいの程よろしくお願いします!


2006-11-22 14:45  nice!(3)  トラックバック(1) 

- | 次の10件

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。